2025年9月に一部報道された、「違法サプリ」問題に関して、購入したのは、CBD商品だったことが分かりました。
この話題をきっかけに、「CBDって何?」「THCってなに?」「いま手元にある製品は安全なのか?」といった声が多く聞かれるようになりました。
本記事では、CBDとTHCの違いから、海外からCBD製品を輸入する際の注意点、そして2024年以降の法改正を踏まえた「CBD製品の選び方」まで、最新情報をわかりやすくまとめます。
1. そもそもCBDとTHCの違いって?
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CBD(カンナビジオール)は、リラックス効果や睡眠の質向上が期待される非向精神性の天然成分。使用しても「ハイ」になることはありません。
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THC(テトラヒドロカンナビノール)は、大麻に含まれる成分で、日本では極微量でも違法とされています。欧米や、タイなどでは合法化の動きも。
2. 海外からCBDを個人輸入するときの注意点
日本でのCBD製品輸入には、以下の点に注意が必要です。
◆ どんな形状の商品を輸入するかで、THCレベルが違う
◆ COAなどの証明書を必ず確認
これらが揃っていないと、税関で没収・破棄の対象になることも。
国内に届いてからも、検査機関にて、商品の検査をすることで安心して、使用いただけるかと思います。
3. 75年ぶりの法改正を踏まえた「CBDの選び方」
2024年以降、日本のCBD市場は激変しています。
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THCの許容濃度がさらに厳格化、世界でもトップレベルに、海外の企業では撤退したところも
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たとえば、オイル製品でも10ppm未満に制限。
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CBDの抽出部位が「花」や「葉」も可に(ただしTHCは上記画像の数値以下)
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医療用大麻の一部合法化に向けて進もうとしている。(医師の処方が前提)葉のようなものではなく、錠剤など。病院でも、先生が独自にセレクトしたCBDオイルなどが並んでいることも。弊社も、お医者さんなどと共同でオイルを開発しています。
✅ 製品選びのポイント:
THC完全ゼロ(検出限界以下)の証明があるか
最新の法律に適合した製造者・販売元か
4. CBD製品を購入する際の注意点
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信頼できる販売者から購入
→ 厚生労働省のページに記載のある検査機関や、ISOなどを取得もしくは、取得していた検査機関などで分析証明(COA)をしっかり開示している業者を選びましょう。
→ 気になることなどがあれば、電話やメールで確認できる業者だとなお良しです。 -
「効能効果」を謳いすぎていないかを確認
→ 医薬品的な表現は薬機法違反の可能性があるため要注意。
→ 飛ぶ、キマる、超体感などを記載していないか確認ください。 -
輸入品は自己責任
→ 国内で製品が没収されたり、違法成分が含まれていた場合のリスクは購入者自身にかかります。
まとめ|“話題のCBD、THC”に流されず、自分で見極める時代へ
今回の報道は、日本の「光と影」を象徴する出来事かもしれません。
なぜ、家宅捜索が入ることをメディアは知っていたのか?
報道局によって、報じている内容が違うのはなぜか?
そもそも、そのサプリメントはCBDだったのか?
情報の真偽に惑わされず、自分で正しい知識を持ち、安全な製品を選ぶ力が必要です。
このブログを通して、少しでもCBDについての理解が深まることを願っています。
弊社製品は、原料のTHC検査から、製品のTHC検査まで行っています。
何かあれば、いつでもご連絡ください。
それでは、本日もご安全に。